
ラヴ★レターズ [Track List]
- 1.殻の中の黄身

- 2.嘘をついてしまいそう

- 3.君の顔

- 4.雨の降る日に堕ち逢おう

- 5.空ひとつない雲

- 6.男は泣かない

- 7.ピーナッツバター

- 8.花電車で行こう

- 9.ウラハラベイビー

- 10.君が居れば

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カリフラワーズの真骨頂である、魂に突き刺さる詩を BLUESY&JAZZYにラッピングした珠玉のバラード集。 全10曲。
[Released] 25 August,2003 JNRR-0003 JUNIOR Record

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このアルバムは、これから誰に頼まれずとも作品を作り続けていくであろう作家として、バンドとして、是非とも、ひとつ作っておきたかった作品でした。僕は全く新しいものを創造することにはあまり興味がなく、かといって先人の偉業を踏襲する根気も無いので、“忘れん坊将軍”の異名を取る、この極端な物忘れを利用し、一度聴いたメロディを勝手に構築し直し、生まれたばかりの魂をそこに発見し、息吹を吹き込み、新たな生命体として育むのが好きです。カリフラワーズはオリジナル・バンドなので、先人のマナーを学び最大級の敬意を払いながらも、今までにはなかったものを生み出しています。ヘチマ襟にブラック・タイ着用のパーティーにも、必ず、ループ・タイが一人混ざっていたりする筈です(笑)。
そしてこの作品では、音楽史上最大の遺産であり、謎である、アンティーク・ジャズの悲しさと美しさ、憂いと優しさ、オールド・ブルースの持つ強さとロマンチシズム、ファンキーさとエロチシズムに、絶望と救いのバランスが絡んだ結果、人間の持つ、淀んだ美しさや複雑なメカニズム程ではないにしろ、自分が思う“リアリティー”に、かなり近い音が録れたと思います。例えて言うなら無人島に持っていくアルバムの他にパンツの裏側に隠し持っていくアルバム、とでも表現すればいいでしょうか?
因みに友達の熊坂君は「ブッチャケ暗いっすね」と言ってました。根暗でごめん。しかし、皆さん、本当に、そんなに明るいですか?スカッとするハリウッド映画だけで満足なんでしょうか?例え、最初、辛いなぁと思っても3回は聴いてみてください(コッテリ・ラーメン屋風)。それで駄目なら10年経って聴いてみて下さい。信じるか信じないかはお任せしますが、時がたつにつれ、愛しさが増し、必ずや貴方はパンツの裏側にポケットを作ることになります。できれば一番好きなアルバムの横に入れておいてください。好きなアルバムとアルバムの間を控え目に彩るカリフラワーのように(ナンチャッテ)。
PS:
このアルバムがタケとの最後の作品になってしまったことは、返す返す残念で仕方ありません。いつも冥福を祈っています。今も君を憶っています。 <Nakamura> |